【サプライズ 液晶TV】

実家で、液晶TVを新しいのを購入したということを聞いて、興味を持ってその値段を調べてみた。




現在、東芝、SHARPなど、液晶TVは昔と比べると、半額近くまで価格が落ちている、購入者にとっては、かなりお手頃な感じだ。



何故、こんなに安いかといえば、液晶TVの中身は中国製だったり、日本の純正ではないからだ。今は、工場をもたずに、液晶TVはできる。それは、パーツを組み合わせることによってつくるからだ。



これを、ファブレスというんだけど、簡単にいうと、設計と開発はするんだけど、中身はすべて他の会社の部品のパーツを組み合わせて製品を作ることだ。
詳しい説明は以下。


ファブレス (wikipediaから引用)

ファブレス(fabless)とは、その名の通りfab(fabrication facility、つまり「工場」)を持たない会社のこと。工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業を指す造語およびビジネスモデルである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9


つまり、昔は自社の工場を作らないとできないものが、自社工場なくてもできるようになったってこと。それで、製品自体を、安くできるカラクリだ。



そんな感じで、液晶TVとかは価格競争に拍車がかかって、日本の大手の会社は、苦戦をするしかないんだよね。撤退もあるしね。



そして、つい最近だと、AEONに安い液晶TVを供給しているダイナコレクティブとが倒産したり、安いだけでもつらくなってきた。
まぁ、ここは、AEONに出した製品が不良品を出したってこともあるんだけど。

ニュースソース:http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3359.html




で、話を戻すと、液晶価格っていくらなのかというのをグーグルで調べてみたらおもしろい記事をみつけた。中国の液晶TVの相場のページ。

52インチ 6990元=94500円
46インチ 4990元=67500円 
42インチ 3990元=54000円
32インチ 2590元=35000円
24インチ 1499元=20000円
(2010年5月)

ニュースソース:http://blogmag.ascii.jp/china/2010/05/003845.html



かなり安い。まぁ、故障したときのサポートとかを考えれば、この値段は日本では厳しいが、中身のパーツは同じものを使っていると考えると、色々考えさせられる。まぁ、その辺は日本の製品はいいものをつかっていると考えるけど。




まぁ、価格競争で勝負は、日本のメーカーは苦戦を強いられているわけで、そこには特許とかで新技術を守って、差別化をするしかないんだろうなぁと。




この価格勝負は、どう考えても人件費が安い国が勝つってことになってるんだしな。
うーん。










■LinkinPark

waiting for the end

星座との融合のクリップがいい感じ。